シングルモルトウイスキー「白州」↓
「白州 森香るハイボール」はなぜ〝森香る〞?
「森香る」というのはどんなイメージ?
爽やか、清涼、みずみずしい、自然豊か……。そんな名前を持つ「森香るハイボール」。使われているのは「白州」という名前のシングルモルトウイスキー。南アルプスの雄・甲斐駒ケ岳の麓にある鳥たちがさえずり、緑の木々が美しい森の中の静かな蒸溜所まで、言葉のイメージを探しに行きました。

森の蒸溜所でつくられるから「森香るハイボール」なんだ!
都心のお店でも女性からの人気が高い「白州 森香るハイボール」。その特長は爽やかな風味とほんの少しのスモーキーな香り、そして軽やかな飲み心地。
その味の印象から「森香る」という言葉がぴったりのハイボール。それはお酒の味だけを表現しているのではありません。
東京から約2時間。南アルプスの美しい風景の中にそっとたたずむ森の蒸溜所。「南アルプスの天然水」でも知られる良質な水源を持つ豊かな森と澄んだ空気。シングルモルトウイスキー「白州」はこの場所でつくられています。
さあ、「白州 森香るハイボール」の由来を訪ね、森の中の蒸溜所を巡ってみましょう。
その味の印象から「森香る」という言葉がぴったりのハイボール。それはお酒の味だけを表現しているのではありません。
東京から約2時間。南アルプスの美しい風景の中にそっとたたずむ森の蒸溜所。「南アルプスの天然水」でも知られる良質な水源を持つ豊かな森と澄んだ空気。シングルモルトウイスキー「白州」はこの場所でつくられています。
さあ、「白州 森香るハイボール」の由来を訪ね、森の中の蒸溜所を巡ってみましょう。

ウイスキーにとって理想的な名水や気候に恵まれた白州蒸溜所。その象徴的な建物がこちら。展望スペースから蒸溜所の森が一望できる。
約82万平方メートルという広大な森に立つ蒸溜所。その自然を守り続けながらウイスキーをつくっている。敷地内には「バードサンクチュアリ(野鳥の聖域)」があり、渡り鳥の中継地点として、季節によって様々な野鳥も観察できる。
カーディガン1万8000円(ウェア ザ フィロソフィ|エプタモーダ ☎03・5772・9263)/ブラウス2万8000円(ビリティス・ディセッタン|ビリティス ☎03・3403・0320)/パンツ2 万2000円(シアタープロダクツ|シアタープロダクツ表参道本店 ☎03・6438・1757)/ブーツ2万6000円(クラークス|クラークスジャパン☎03・5847・7273)
森の蒸溜所で白州ができるまで

01 木桶発酵槽の中でゆっくりと酵母と乳酸菌で発酵させる。
直径6mもある大きな木桶発酵槽。麦汁に厳選された酵母を加え3日間発酵させることで、アルコールへと変化していく。発酵槽における白州蒸溜所のこだわりは米松でできた木桶を使うこと。蒸溜所内にすみついている乳酸菌が酵母とともに風味をつくり出しています。

サントリー白州蒸溜所は1973年設立。南アルプスの甲斐駒ケ岳の麓にあり、標高700mと世界の蒸溜所でも珍しい高地に建てられている。周辺には名水百選にも選ばれた尾白川の清流があるなど、ウイスキーづくりに適した環境なのです。

02 2度の蒸溜を経て原酒がつくられていく。
木桶発酵槽でできたもろみを約1200度の直火で加熱し、気化させてアルコールを抽出する蒸溜という工程。ウイスキーでは2度の蒸溜を行い、原酒をつくる。左右に並んだ銅製の蒸溜釜(ポットスチル)はよく見ると、スワンネックと呼ばれる上部の形状がくびれていたり真っ直ぐだったりと様々。実はこの形の違いが味にも影響するのです。

03 琥珀色になるまでゆっくりと静かな貯蔵庫で眠る原酒。
蒸溜された原酒を樽に入れて熟成させなくてはウイスキーは完成しない。使い込まれた樽ほど木香に品が出て、ウイスキーの香味を豊かで複雑なものにする。

白州蒸溜所の貯蔵庫は緑に包まれている。年間の平均気温は約23度で氷点下になることはないという。熟成の間、木でできた樽も呼吸をしているので、貯蔵庫の立つ環境も影響を与える。白州が森香るウイスキーと呼ばれるのも、この緑の貯蔵庫を見れば納得できます。
シングルモルトウイスキーというのは、単一の蒸溜所でつくられるウイスキーのこと。だからこそ、つくられた場所の個性が出ます。豊かな森に囲まれた蒸溜所でつくられるシングルモルトウイスキー「白州」の個性が、「森香るハイボール」に結びつくのも納得。
その「白州」の味を決めるには原材料の麦芽や酵母のほかにも様々な要素があります。仕込み水は豊かな森と花こう岩の地質が生む南アルプスの天然水。そして森の木々の乳酸菌や長い年月をかける熟成を見守る森の冷涼な空気。四季の中で10年、20年と樽が呼吸することで、「白州」ならではの味と香りを宿していきます。
このように自然の恵みを借りながらつくられているシングルモルトウイスキー「白州」。「森香る」の本当の意味はこの蒸溜所にあったのです。
その「白州」の味を決めるには原材料の麦芽や酵母のほかにも様々な要素があります。仕込み水は豊かな森と花こう岩の地質が生む南アルプスの天然水。そして森の木々の乳酸菌や長い年月をかける熟成を見守る森の冷涼な空気。四季の中で10年、20年と樽が呼吸することで、「白州」ならではの味と香りを宿していきます。
このように自然の恵みを借りながらつくられているシングルモルトウイスキー「白州」。「森香る」の本当の意味はこの蒸溜所にあったのです。


レトロなバーカウンターでウイスキーをテイスティング。
白州蒸溜所には「白州」「山崎」などのサントリーウイスキーや世界各地のウイスキーを有料試飲(15㎖ 100円~)できる「BAR白州」がある。レトロな雰囲気のカウンターはかつて銀座にあった老舗バー「うさぎ」より譲り受けたもの。ここだけでしか飲めない蒸溜所限定のウイスキーもあるので、見学の後にぜひ立ち寄りたい。
information
サントリー白州蒸溜所へはJR中央本線小淵沢駅よりタクシーで約10分。中央自動車道小淵沢I.C.より車で約15分。見学は要予約。● 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1 ☎0551・35・2211 9:30~16:30(最終入場16:00) 年末年始休
http://suntory.jp/HAKUSHU_D/
http://suntory.jp/HAKUSHU_D/
問い合わせ先/サントリー酒類 フリーダイヤル 0120・139・310
http://suntory.jp/HAKUSHU/
ストップ! 未成年飲酒・飲酒運転
http://suntory.jp/HAKUSHU/
ストップ! 未成年飲酒・飲酒運転
photo:Makiko Nawa styling:Miyuki Ozawa hair & make:Mayumi Murata(Plastic) model:Hitomi Kaneko text:Rie Muraoka